図を貼り付けるとファイルサイズが大きくなってしまう
9月も終わり、いよいよ行楽の秋本番ですね! 楽しかった旅行の思い出をワードでアルバムにする、そんな使い方も増えてくるかもしれません。
画像をファイルに挿入するには、「挿入」メニュー→「図」-「ファイルから」と操作します。挿入後、画像ファイルが原寸で表示されますから、サイズ変更ハンドル(画像をクリックすると周囲に表示される■のことですね)をドラッグして、適当な大きさに縮小しましょう。
ところで、画像を貼り込んだファイルは、ファイルサイズが一気に膨らむので注意が必要です。しかも、上の方法で見た目の大きさを縮小しても、埋め込まれた画像のファイルサイズは変わりません。最高画質で撮影したデジカメ画像などは、1枚で軽く数メガバイトになってしまいます。
そこで、挿入した画像データのサイズを縮小するボタンの使い方を知っておきましょう。なお、この方法は、バージョン2002以上のWord、Excel、PowerPointで有効です。
挿入した画像をクリックすると、「図」ツールバーが表示されます。表示されない場合は、画像上で右クリックして「[図]ツールバーの表示」を選びましょう。このツールバーにある「図の圧縮」ボタンをクリックします。
表示される画面で、「OK」ボタンをクリックします。特に設定を変えなければ、ファイル中のすべての画像を対象に、印刷に耐えうる画質を保ったままデータを圧縮してくれます。途中、「画質が低下する恐れがあります」というメッセージが出ますが、「適用」ボタンを押して続行します。
参考までに、この文書では、1.6メガバイトだったものが、200キロバイトにまでファイルサイズが小さくなりました。商品の写真を何枚も貼り付ける場合など、お仕事の場でも使えますよね。図の圧縮ボタンを利用して、ファイルサイズをコンパクトに抑えましょう!
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