行を削除しても変わらない縞模様を表に設定したい(2)
まず表全体を選択します。大きな表を選択するには、一番左上のセルをクリックし、続けて、「Shift」キーを押しながら一番右下のセルをクリックします。対角線を描くイメージですね。表全体が選択されたら、「書式」メニューから「条件付き書式」を選択します。
「条件付き書式の設定」ダイアログボックスが表示されたら、「数式が」を選び、右の欄に「アクティブセルの行番号が偶数である」という判定条件を式で入力します。これは、前回説明したROW関数とMOD関数を組み合わせて「=MOD(ROW(),2)=0」という式になります。この式は「ROW関数でアクティブセルの行番号を求め、それを2で割り算した余りが0である」という意味です。なお、関数名は小文字で入力してもかまいません。
「書式」ボタンをクリックし、続く「セルの書式設定」ダイアログボックスで、セルの背景色を指定します。「パターン」タブで色を選び、「OK」ボタンを押します。「条件付き書式の設定」ダイアログボックスに戻ったらもう一度「OK」ボタンを押せば設定完了です。
これで行番号が偶数であるセルにだけ、背景色が付きます。セル番地の行番号を基準にしているので、セルを入れ替えたり、削除したりしても、縞模様はきれいに残ります。
なお、Excel2007を使っている方はこちらをご覧ください。もっと簡単に縞模様を設定できます。
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