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2008年2月27日 (水)

行を削除しても変わらない縞模様を表に設定したい(2)

前回の続きです。さっそく実際に表が縞模様になるよう条件付き書式を設定してみましょう。

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まず表全体を選択します。大きな表を選択するには、一番左上のセルをクリックし、続けて、「Shift」キーを押しながら一番右下のセルをクリックします。対角線を描くイメージですね。表全体が選択されたら、「書式」メニューから「条件付き書式」を選択します。

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「条件付き書式の設定」ダイアログボックスが表示されたら、「数式が」を選び、右の欄に「アクティブセルの行番号が偶数である」という判定条件を式で入力します。これは、前回説明したROW関数とMOD関数を組み合わせて「=MOD(ROW(),2)=0」という式になります。この式は「ROW関数でアクティブセルの行番号を求め、それを2で割り算した余りが0である」という意味です。なお、関数名は小文字で入力してもかまいません。

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「書式」ボタンをクリックし、続く「セルの書式設定」ダイアログボックスで、セルの背景色を指定します。「パターン」タブで色を選び、「OK」ボタンを押します。「条件付き書式の設定」ダイアログボックスに戻ったらもう一度「OK」ボタンを押せば設定完了です。

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これで行番号が偶数であるセルにだけ、背景色が付きます。セル番地の行番号を基準にしているので、セルを入れ替えたり、削除したりしても、縞模様はきれいに残ります。
なお、Excel2007を使っている方はこちらをご覧ください。もっと簡単に縞模様を設定できます。

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