パソコンを終了した後も予測入力の結果を残したい
Office2007の日本語入力ソフトOffice IME2007には、「予測入力」という機能があります。同じ言葉を数回入力すると、次に先頭の数文字を入力した時点で吹き出しが表示され、その言葉を簡単に入力できる機能のことです。詳しくは前回の記事をご覧ください。
予測入力は、私も特に原稿を書くときにはよく利用していますが、ひとつ残念なことがあります。それは、プライバシー保護の観点から、変換の履歴をパソコンに残さないようにしているため、パソコンを起動しなおすとせっかく覚えた内容が無効になってしまうことです。
昨日は「いつ」と入力するだけで「いつもお世話になっております。」と変換できたのに、今朝パソコンを立ち上げたらできなくなっているわけです。ちょっと悔しい?
そこで自分専用のパソコンを使っている場合など、入力の履歴が残っても支障がないなら、履歴を残す設定にしてはどうでしょうか。
設定を変更するには、言語バーの「ツール」ボタンをクリックして「プロパティ」を選びます。
プロパティ画面が開いたら、「予測入力」タブをクリックします。「入力履歴」を「ファイルに保存する」に変更すると、以後はパソコンの電源を切っても履歴は残り、再び電源を入れた時に変換に利用できるようになります。
また、急に他の人がパソコンを使うことになった場合は、「入力履歴の消去」ボタンをクリックすると、入力履歴を手動で削除できます。これで同じ言葉をたまたま誰かが入力しても、履歴による変換候補は表示されないので安心ですね。
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