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2008年2月26日 (火)

行を削除しても変わらない縞模様を表に設定したい(1)

横にも縦にも大きな表は、内容を目で追うのが大変ですね。よく1行おきに色を付けて縞模様になった表を見かけますが、Excelを使い始めの頃すぐに、あれは見た目がきれいなだけでなくちゃんと実用性があってのことなのだと気づきました。

Excelでは、セルを右クリックして表示される「セルの書式設定」ダイアログボックスの「パターン」タブで色を選ぶと、セルの背景に色をつけることができます。1行おきにセルを選択してこの操作を繰り返せば、見た目は1行おきに色がついた表になります。

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ところが、設定後に行を削除したり、入れ替えたりすると、この縞模様が崩れてしまいます。行を削除、入れ替えてもおかしくならないように縞模様をつけるには、条件付き書式を利用してセルに背景色をつけます。上の2つの画面では、11行目のデータを行ごと削除していますが、削除後も縞模様は崩れていませんね。
今回と次回の2回に分けて、このような縞模様を表に設定する方法をご紹介します。

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実際に設定する前に、ここで使用する2つの関数をご紹介します。1つ目はROW関数。これは「=ROW()」のように引数を入れずにセルに入力すると、そのセルの行番号を返します。上の画面では、A2セルにROW関数を入力したので、セルには行番号が「2」と表示されています。

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2つ目の関数は割り算の余りを求めるMOD関数です。設定するときは「=MOD(割られる数、割る数)」のように引数を指定します。上の画面では、B列にMOD関数を入力し、隣のA列の数字を2で割り算したときの余りを求めています。B2、B4のセルを見てください。それぞれA2、A4の「2」「4」を2で割っています。これらの数は偶数なので余り「0」がセルに表示されています。
 
次回、この2つの関数を組み合わせた式を作って、実際に条件付き書式の条件に設定してみましょう。

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