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2008年3月26日 (水)

セルの塗りつぶしに設定できる色が少ない(1)

執筆の仕事では、Excel2007とExcel2003の両方で同じ書類の様式を作ることがよくあります。なるべく外観も似せたものを作りたいのですが、一番困るのが色なのです。

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Office2007をお使いの方はご存知かと思いますが、Excel2007ではセルに設定できる色の数が1600万色と実に膨大な数に増えています。それに引き換えExcel2003ではわずかに56色しか使えない。同じ表でもまるで別物になってしまうわけですね。なんとか2003でももうちょっと色を増やせないかと思っていたところ、こんな方法を思いつきました。

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それは、セルの背景色に「パターン」を設定し、2つの色を混ぜる方法です。「パターン」とは、セルに縞や水玉などの模様をつける機能のこと。上の画面では、違いが分かるように、同じ表を二つ並べています。タイトルに設定した鮮やかな緑をパターンを使ってもう少し淡い色にしてみましょう。

セルを選んで「書式」メニューから「セル」を選び、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示したら「パターン」タブを開きます。「パターン」の▼をクリックすると、一番左上の、模様のないボタンがオンになっています。これはパターンが設定されていないことを示しています。
パターンを設定するには、まずはリストの下にある色の中から模様の色(「前景色」といいます)を選びます。ここでは緑に白を混ぜて淡くしたいので、「白」をクリックします。

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色を選ぶとリストが閉じてしまうので、もう一度▼をクリックし、今度は、模様を選びます。このとき、一番上に並んでいる細かい網掛けの中から選ぶと、模様が目立たないため、ちょうど2つの色が混ざったように見えます。

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これでできあがりです。
ただし、印刷するとほとんど違いが見られなかったり、画面の色とはずいぶん異なる場合もありました。また、色の取り合わせによっては、中の文字が見づらくなることもありますので、いろいろ試してみてくださいね。

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