(4)Word、Excel PowerPointからネット上のファイルを操作する
これまで紹介してきたOffice Live Workspaceの使い方も今日で最後です。
ネット上の保存スペースにアクセスするにはInternet Explorerで操作するのが一般的ですが、Office Live Workspace の場合は、Word、Excel、PowerPointの画面から直接アクセスすることもできます。
最初にツールバーをダウンロードしておけば、あとはマイドキュメントにファイルを保存するのと同じ要領でファイルを扱えるので、ブラウザから操作するよりはるかに実用的です。なお、この機能に対応しているOfficeのバージョンは、 XP、2003、2007です。
まず、こちらから追加プログラムをダウンロードします。デスクトップなどに保存した「Setup」のアイコンをダブルクリックすると、Word、Excel、PowerPointに「Microsoft Office Live Add-in」というツールバーが追加されます。これで準備は完了です。
このツールバーを使って、Office Live Workspaceにアクセスできます。ボタンをクリックして「サインインする」と表示されたら、まずWindows Live IDとパスワードを入力します。
サインインが済んだら、ファイルを操作できるようになります。ファイルを開く場合は「開く」→「ドキュメント」と選択します。
通常と同じ「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示され、「ファイルの場所」にWorkspace上の「ドキュメント」フォルダが表示されます。あとは、ファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックするだけです。
また、新規に作ったファイルを直接Office Live Workspaceに保存することもできます。その場合は、「保存」→「ドキュメント」と選択し、ファイル名を付けて「保存」ボタンをクリックします。
なお、Office2007の場合は、Officeボタンに「Microsoft Office Liveから開く」「Microsoft Office Liveに保存する」という2つのメニューが追加されます。ここから上記と同様の操作ができるので、2007ユーザーの方はそちらを利用ください。
ツールバーの削除は、「コントロールパネル」から行います。
「プログラムの追加と削除」で「Microsoft Office Live Add-inn beta」を選択し、「削除」ボタンをクリックすればアドインが削除され、ツールバーが表示されなくなります。
なお、ツールバーを削除しても、Internet Explorerからでしたら従来通りにOffice Live Workspaceを利用できます。
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