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2008年11月26日 (水)

SmartArtの種類を変更したら、箇条書きの一部が消えてしまった

Office2007のSmartArtは概念図やチャート図を作るのに便利ですね。時間をかけずに見栄えのする図版ができてしまうので、私も資料や提案づくりにフル活用しています。

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いったん作成した図版の種類を、いろいろと変更できるのも嬉しいところです。図版の種類を変更するには、SmartArtをクリックして選び、「SmartArtツール」の「デザイン」タブにある「レイアウト」で種類を選択します。

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ところが、種類を変更した途端に、箇条書きの一部が消えてしまったことはないでしょうか。上の図では、「チェック6」という項目がなくなっています。

これは、新たに選んだSmartArtの種類では表示できる箇条書きの数が限定されていた場合に起こるトラブルです。図の場合、変更後の矢印のレイアウトはもともと箇条書きを5つまでしか表示できないため、6つ目の箇条書きが表示されなくなっているわけです。

種類を変更した直後なら入力した文字データは残っています。残っているテキストを確認するには、SmartArtの枠線の右にある▼の部分をクリックしてみてください。

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「テキストウィンドウ」が表示されます。「テキストウィンドウ」は、SmartArtに入力したテキストを編集するための画面です。図版に表示されていない箇条書きの先頭には、×印が付いていますね。

ただし、すでに変更を上書き保存して、いったんWord2007を終了してしまった場合は、×印だけが表示され、文字は表示されません。これは、すでにその部分のデータがファイルに残っていないためです。その場合は、テキストウィンドウの末尾をクリックして、消えてしまった箇条書きを再度入力しましょう。

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すべての箇条書きが表示されるSmartArtに再び種類を変更すれば、テキストウィンドウの箇条書きの×印は消えます。図形の種類を優先する場合は、箇条書きの数を減らして対応しましょう。

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