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2009年9月15日 (火)

「001」と入力すると先頭の「0」が削除されてしまう

社員番号などでは、全体の桁数を揃えるため、「001」のように「0」で始まる数値を使うことがあります。ところが、Excelでこういった数値を入力しようとして、うまく表示されなかった経験はないでしょうか。

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上の図のように、「001」と入力して「Enter」キーを押すと(左図)、セルには「1」と表示されてしまいます(右図)。
これはExcelでは、数値の先頭にある「0」は不要なものとして勝手に削除されてしまうためです。
「001」を「001」のままセルに表示したいときは、入力前に次のように操作しておきましょう。

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数値を入力したいセルを選択し、右クリックして表示されるメニューから「セルの書式設定」を選択します。

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「セルの書式設定」ダイアログボックスが開いたら、「表示形式」タブを選択し、「分類」から「文字列」を選択して「OK」ボタンをクリックします。これ以降、セルに入力した数値は文字データとして認識されるため、入力したとおりに表示されるようになります。

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これで、「001」のような先頭に「0」が付いた数値もそのまま入力できるようになりました。

なお、セルの左上には緑の▼マークが表示されます。これは「エラーチェックオプション」といって、表示形式が「文字列」のセルに数値データを入力したため、間違いではないかと注意を促すものです。表示されたままでもかまいませんが、気になるようなら、セル右端に表示されるボタンをクリックし、「エラーを無視する」を選択すると表示されなくなります。

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