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2009年9月 4日 (金)

列幅の比率を保ったまま表全体をすばやく拡大したい

Wordで作成した表の大きさを変えたいとき、皆さんはどのように操作していますか?
講習などで受講生さんの操作を拝見していると、まず表の右端の罫線にマウスポインタを合わせて右にドラッグを始める方が多いですね。そうすると一番右端の列だけ列幅が広がってしまいます。続けて、列と列の間の境界線を同じように1本ずつ右にドラッグして移動し、1列ずつ様子を見ながら幅を広げてゆく方がほとんどだと思います。これでは、せっかく設定しておいた列幅の比率が変わってしまいますし、操作も面倒ですね。

そこで、今日はたった1回のドラッグ操作で、列幅の比率を保ったまま表全体の大きさを変更する方法をご紹介します。

1

表の中にマウスポインタを合わせると、表の右下に白い四角形が現れます。これを「表のサイズ変更ハンドル」と言います。ここにマウスポインタを合わせて、拡大したい方向へドラッグするだけです。

2
幅と高さを同時に広げたいときは、右下に向かってドラッグしましょう。ドラッグ中は点線で大きさが表示されるのでこれを目安にするといいですよ。

3

マウスのボタンを離すと、表全体のサイズが変更されました。
この方法で拡大した表は、列幅や行の高さの比率が変更前の表と同じになるため、レイアウトが崩れてしまうことがありません。
ただし、入力した文字の大きさはそのままです。文字を拡大したい場合は、表内の文字を選択してからフォントサイズを変更しましょう。

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