郵便番号の「-」や電話番号の「()」の入力を省きたい
顧客データなどを大量に入力するときには、できるだけ入力作業を楽にしたいものですね。そこで入力を省けるものはExcelの機能を使って自動で表示させましょう。
郵便番号のハイフンや電話番号の局番を囲むカッコなど、数値とともに入力する記号は、表示形式を活用すれば入力を省略できます。
郵便番号の入力欄にハイフンが自動で表示されるように設定してみましょう。
郵便番号を入力するセル範囲を選択し、右クリックして表示されるメニューから「セルの書式設定」を選択します。
「セルの書式設定」画面が開いたら、「表示形式」タブを選択し、「分類」から「ユーザー定義」を選びます。「種類」に「000-0000」と入力して、「OK」ボタンをクリックしましょう。
ここで指定した「0」は入力した数字を表示する位置を示します。「0」ひとつにつき、1桁の数字が入ります。また、「-」と入力した位置にはハイフンが自動で表示されます。
このように表示形式を設定しておけば、セルに「1320000」と入力したとき、セルには「132-0000」のように、4桁目にハイフンを挿入した形式で表示されるわけです。
電話番号も同様に表示形式を設定すれば、()を自動で表示できます。
セルを選択してから「セルの書式設定」画面を開き、、「分類」から「ユーザー定義」を選びます。「種類」に「00(0000)0000」と指定すると、「()」が指定した位置に自動で表示されます。
ただし、カッコが表示される位置は固定です。この場合は、東京など市外局番が2桁用の設定です。市外局番が3桁や4桁の電話番号が混ざっている場合は利用できません。電話番号に関しては、市外局番や市内局番の桁数が同一であるデータの入力にのみ利用してください。
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