ひらがなのフリガナを表示させたい
名簿や商品リストでフリガナの欄を作るには、PHONETIC関数が便利です。
PHONETIC関数を使えば、セルに入力した漢字の読みを、同時に別のセルにフリガナとして表示させることができるので、フリガナを別個に入力する手間が省けるからです。そんなPHONETIC関数の使い方については、以前こちらの記事で紹介したとおりです。
さて、上の図のように、PHONETIC関数を使ってセルに表示されたフリガナは全角のカタカナになります。ところが、中にはひらがなでふりがなを表示させたい場合もありますね。
こんな場合はいったんPHONETIC関数でカタカナのフリガナを表示させてから、次の操作手順を参考に、そのフリガナをひらがなに変換しましょう。
B列にはPHONETIC関数を使って、A列の月名のフリガナを表示させています。
次に、PHONETIC関数の引数に指定したセルを範囲選択します。この例では、A列の月名になりますね。PHONETIC関数自体を入力したセル(この場合はB列)ではない点に注意してください。
セルを選択できたら、「書式」メニューから「ふりがな」→「設定」と選択します。(
Excel2007の場合は、「ホーム」タブの「フォント」グループにある「ふりがなの表示/非表示」ボタン右の▼をクリックし「ふりがなの設定」を選択します)。
表示された「ふりがなの設定」ダイアログボックスで「ふりがな」タブを選び、「種類」を「ひらがな」に変更します。続けて「OK」ボタンをクリックします。
これで、カタカナで表示されていたフリガナがひらがなに変わりました。「種類」から「半角カタカナ」を選べば、半角カタカナに変更することもできます。フリガナの文字の種類に応じて使い分けてくださいね。
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