画面のスクリーンショットを文書に挿入したい
パソコンの講習会では、Word文書に操作画面のスクリーンショットを入れた手製の資料を配布することが多いものです。すると、これを見た受講生さんから、パソコン画面を文書にコピーする方法をよく尋ねられます。
話を聞くと、「業務で作成するマニュアル中に操作画面を載せたい」「自分用の控えとして、設定画面のスクリーンショットを手元に残したいといった要望があるようです。
たしかに、文章で回りくどく説明するより、画像を載せれば一目瞭然ですね。
さっそくトライしましょう。
まず、スクリーンショットを撮りたい状態の画面を表示します。次に、キーボードの「Print Screen」キーを押します。このキーには、現在の画面の状態を画像としてコピーする働きがあります。なお、キーボードの種類によっては、「PrtSc」などのように、文字表記が違う場合もあるので注意が必要です。
ちなみに、モニタに表示されている内容全体ではなく、ダイアログボックスなど、現在作業対象になっているウィンドウだけを撮影する場合は「Alt」キーを押しながら「Print Screen」キーを押します。
次に、スクリーンショットを入れたいWord文書を開きます。挿入する位置にカーソルを移動し、貼り付けを実行します。
これで、画面のスクリーンショットが文書に挿入されました。
ただし、Word2003の場合は、この方法で画像を貼り付けるとファイルサイズが極端に大きくなってしまう現象があります。ファイルサイズが気になる場合は、こちらの記事を参考にして、ファイルサイズを圧縮するとよいでしょう。
挿入する画像が2、3点の場合は、この方法が手っ取り早いのですが、画像点数が多い場合は、スクリーンショットを撮影するための専用ソフトを利用したほうが効率的です。
「Vector」や「窓の杜」にアクセスし、「画面キャプチャ」で検索すると、多くのソフトが見つかります。無料で使えるフリーソフトの中にも便利なものがたくさんありますよ。
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