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2010年6月25日 (金)

オフィス2010なら「形式を選択して貼り付け」で選ぶ項目がわかりやすい

オフィス2010が発売されて1週間が経ちました。私も使っていますが、今のところトラブルもなく快適に動いていますよ。ちなみにこのブログの原稿もワード2010で書いています。

さて今日は、そのオフィス2010で改良されたイチオシの機能をご紹介しましょう。
WordやExcelで入力した内容をコピーするには「貼り付け」を実行しますね。これには、「ホーム」タブにある「貼り付け」ボタンを使いますが、このボタンは上下に分かれていますね。使い分ける方法をご存じでしょうか。

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上の部分(バインダーの絵の部分)はコピー元の情報をすべて貼り付けたいときに利用します。一方、「書式だけ」「数式だけ」のようにコピー元の一部の内容のみを貼り付けるには、下の部分(「貼り付け▼」と書かれた部分)をクリックし、表示される項目から貼り付けたい形式を選択します。

ところが、この「貼り付け」ボタンの選択肢は2007までは文字で表示されていました。私も選んだ形式が予想していたものと違い、何度も貼り付けをやり直した経験がありますが、言葉だけの表示ではわかりづらいものですね。2010ではこれが改善されています。

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では実際にExcel 2010で表をコピーしてみましょう。
この例では、普通の貼り付けを実行すると、コピー先セルの列幅が狭いため、中のデータが正しく表示されなくなってしまいます。

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まず、コピー元の表を範囲選択し、「ホーム」タブの「クリップボード」グループにある「コピー」ボタンをクリックします。

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次に、貼り付け先の先頭セルをクリックし、「貼り付け▼」ボタンをクリックすると、貼り付けの形式がイラスト付きのボタンでずらりと表示されます。多少の慣れは必要ですが、文字だけに比べれば結果がイメージしやすくなっています。

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形式を選択する際は、いきなりボタンをクリックするのではなく、ひとつひとつのボタンの上にポインタを合わせてみましょう。すると、その貼り付け形式を選んだ場合の結果がセルにプレビューされ、事前に確認できます。ボタンの絵だけではわからなかった内容があっても、これなら間違いなく判別できますね。

なお、この例では、「元の列幅を保持」をクリックすると、桁の多い数字も正しく表示できる列幅を保った状態で表がコピーされ、冒頭のようなエラー表示にはなりません。

ここではExcel2010で紹介しましたが、Word2010やPowerPoint2010でも同様に操作できます。2010をお持ちの方はご利用ください。便利です!

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