WordでもExcelのように四角く範囲を選択したい
Wordで文書を作っていると、Excelでセル範囲を選択するときの要領で、対角線を描くようにドラッグして四角く範囲を選ぶことができたらいいのにと思うことはないでしょうか。
たとえば、下のような場合です。
箇条書きの小見出しの部分には、あらかじめ3文字の幅に均等割り付けを設定してあります。3つの項目に一度にアンダーラインを設定できるとてっとり早く作業が進みますね。
このように、複数行にまたがる範囲のうち行全体でなく一部だけを、四角形を描くように選択する方法を今日はご紹介します。
これにはキーボードの「Alt」キーを使います。
まず「Alt」キーを押します。キーをしっかりと押した状態のまま、右下に向かってドラッグしてみましょう。
すると、ドラッグした範囲を対角線とする四角形を描くように、文字が範囲選択されます。
続けて「下線」ボタンをクリックすれば、選択した範囲に一度に線を引くことができます。
うまく選択されない場合は、キーを押すタイミングを見直しましょう。ほとんどの場合、「Alt」キーの押し方が弱いか、あるいはキーを押すより先にドラッグを開始してしまっていることが原因です。先に「Alt」キーを押して、しっかりとキーを押し続けた状態でドラッグするようにしてみてください。
ただし、MSP明朝やMSPゴシックなどのプロポーショナルフォント(フォント名に「P」が付くフォント)を利用している箇所では、文字により幅が異なるためきれいな四角には選択できません。等幅フォント(フォント名に「P」が付かないフォント)で書類を作っている場合に有効なテクニックですね。
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