ここでは、1行目の左端にタイトルを、右端に日付をそれぞれ入力しています。
このように文字を配置すると聞いてまっさきに思い浮かべるのが、間にスペースを入力して空きを作る方法ではないでしょうか。




しかし、スペースを入力する方法では、右端の位置がきれいに合わないことがあります。第一、あとから文字を編集するとずれてしまいます。そのため、スペースを使って文字を右端に配置するのはやめたほうがよいでしょう。



このようなときは「クリックアンドタイプ」機能を使いましょう。
まず、左端に表示するタイトルを入力しておきます。次に、同じ行の右端にマウスポインターを合わせ、下図の赤マル内に示すようにポインターの形が変わったら、ダブルクリックします。



すると、カーソルが右端に移動します。このまま日付を入力すると、最初から右寄せにレイアウトされた形で日付が入力されます。



最初に入力したタイトルは左揃えになったままなので、結果的に左右の端に異なる内容を入力できます。
なお、カーソルが別の段落にある状態だと、右端にマウスポインターを合わせても、ポインターの形は変わらないので注意しましょう。ただし、ポインターの形は変わらなくとも、ダブルクリックすれば同様に右端に文字を入力することはできます。

＜関連記事＞
・図形の下に文字を入れられない
http://ciao.aoten.jp/ciao/2006/09/post-49de.html

・縦書き文書の中で算用数字が横向きに寝てしまう
http://ciao.aoten.jp/ciao/2010/08/post-8f5e.html