表のセルを範囲選択してから「挿入」タブをクリックし、続けて「グラフ」グループの「おすすめグラフ」をクリックしましょう。



すると、「グラフの挿入」ダイアログボックスが開きます。ここまでは2010と同じですが、2013では、選択したセル範囲を元に、効果的と思われるグラフの種類が「おすすめグラフ」タブに表示されるのです。

左の一覧でサムネイルを選択すると、右側に選択したセル範囲のデータを使った実際のグラフサンプルが大きく表示されます。完成イメージを事前に見ながらグラフの種類を選択できるので、失敗が少なくなりますね。



また、「すべてのグラフ」タブに切り替えると、従来のバージョンと同様に、すべての種類が表示されます。



ここのサムネイルも現在選択している表の範囲を元にした内容が表示されるようになりました。サムネイルにマウスポインタを合わせると拡大表示になります。こちらも完成イメージを細かいところまで確認できるようになっています。



なお、おすすめの種類を教えてくれるのはピボットテーブルも同様です。
元になる表内の任意のセルを選択して「挿入」タブの「テーブル」グループで「おすすめピボットテーブル」をクリックすると、その表の内容から適切と思われるピボットテーブルレイアウトが一覧表示されます。
このとき、表のデータを使ったサンプルが表示される点もグラフと同様です。

以上のように、Excel2013では、グラフやピボットテーブルの最初の一歩である種類選択に迷わないよう工夫がされています。使い慣れない方には、嬉しい配慮だと思います。

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