画像を最初から「四角」や「外周」で挿入したい
Wordで画像を文書に挿入すると、初期設定では「文字列の折り返し」が「行内」になります。
「行内」というのは、画像を文字と同じように扱う配置方法で、カーソル位置に画像が割りこんできます。ちょうど文章の途中に、特大サイズの文字が1つ入っているのを想像してみると、状態がよくわかります。
「行内」のままでは、画像の周囲に不自然な空きができてしまいますね。
この部分に文字を回り込ませるためには、「書式」タブの「文字列の折り返し」から「四角」や「外周」といった配置方法を選び直す必要があります。
それなら、最初から、画像を挿入した時点で「四角」や「外周」の状態になってくれれば、配置を設定しなおす手間を省くことができますね。今日はその方法を紹介しましょう。
それには、Wordのオプションで設定を変更します。
まず、「ファイル」タブ→「オプション」を選択します。
「Wordのオプション」ダイアログボックスが開いたら、「詳細設定」を選び、「切り取り、コピー、貼り付け」にある「図を挿入/貼り付ける形式」で、「行内」以外の「四角」や「外周」などの配置を選択します。
「OK」ボタンをクリックして、画面を閉じると、設定が有効になります。
画像を頻繁に挿入する人は、これで作業効率が格段に上がるはずです。
ぜひお試しください。
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