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2015年3月24日 (火)

「文字列の折り返し」が「行内」以外の形式で図を挿入したい

文章が入力されたウィンドウにクリップアートやデジカメの画像を挿入すると、初期設定では「文字列の折り返し」が「行内」の配置になります。
ところが、ビジネスをはじめとする文書中でよく使われる配置は、下図のように画像の周囲を四角く余白を取って文字を回り込ませる「四角」ではないかと思います。
 
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「行内」の配置では、カーソルのある位置に、文字を割り込ませるように画像類を入れた状態なので、その行だけ異様に高さが大きく取られてしまいますね。
 
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もちろん「行内」のままでは不恰好でレイアウトに困ります。
そこで、画像を適切な位置に配置できるよう、まずは画像の「文字列の折り返し」の設定を「行内」以外に変更するのが、一般的な操作手順になります。
でも、考えてみれば、最初から「行内」以外の配置…たとえば「四角」で図を挿入できれば、この手間を省くことができますね。
実はこれ、ワードのオプション設定で指定することが可能なのです。
今日はその方法を紹介します。
 
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「ファイル」タブをクリックし、「オプション」をクリックします。
 
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「Wordのオプション」画面で「詳細設定」を選び、「図を挿入/貼り付ける形式」で「行内」と表示されている右の矢印をクリックすると、「文字列の折り返し」の形式を変更できます。ここでは「四角」に変更しています。「OK」をクリックして画面を閉じます。
 
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これ以降は、「挿入」タブの「オンライン画像」(2010では「クリップアート」)を選択してクリップアートを挿入したり、同じく「挿入」タブの「図」を選択してデジカメなどの画像を挿入すると、最初から「四角」の配置で画像類が表示されます。
文字列の折り返しを変更する手間が省けますので、頻繁に画像を扱う方には、おすすめの設定変更です。ご利用ください。
 
<関連記事>
・「外周」や「内部」で文字が回り込む位置を微調整したい
・「文字列の折り返し」で「外周」「内部」「四角」の使い分けがわからない

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