Excelで単語帳を作る⑤ 日本語を入力するときIMEを自動でオンにする
これまで、Excelで作成した単語帳を題材に、作り方や使い方のヒントをご紹介してきました。過去記事については、こちらを参照ください。
・Excelで単語帳を作る① 同じ列の既出のデータをすばやく入力する
・Excelで単語帳を作る② 覚えていない単語を抽出する
・Excelで単語帳を作る③ 英単語をアルファベット順に並べ替える
・Excelで単語帳を作る④ 英単語をランダムに並べ替える
今回は、その最終回です。
最後に、単語を入力する際にIMEのオン/オフを自動で切り替える方法を紹介します。
単語帳には、当然のことながら英単語と意味の両方を入力します。
上の例ではD列に意味を入力していますね。ただし、他の列のセルは半角アルファベットを入力したり、クリックしてマウスでチェックマークを選ぶなど、いずれも漢字変換が必要ないものばかりです。
したがって、アクティブセルを右に移動しながら単語を1件ずつ入力する場合、D列のセルを選んだ時だけ、IMEをひらがなモード(オン)に変更することになります。このように手作業でIMEのオン/オフを切り替えながら入力すると、格段にスピードが落ちてしまいます。そこで、マウスやキーボードでD列のセルを選んだ時に、自動的にIMEがオンになるように設定しておきましょう。
これは、「データの入力規則」機能を利用します。
D列を選択し、「データ」タブをクリックして、「データの入力規則」を選択します。
開く画面で、「日本語入力」タブをクリックし、「ひらがな」を選んで、「OK」をクリックします。
これで設定完了です。
なお、単語を入力する際は、IMEをオフ(半角英数)にした状態で入力を開始します。
A列からC列までは、セルを移動してもIMEはオフのままですが、アクティブセルをD列に入力してみましょう。
すると、IMEが自動的にオンになり、「ひらがな」モードに変わりますね。
D列以外の列にアクティブセルが移動すれば、また自動的にオフに戻るので、自分でIMEを切り替える必要はなくなるわけです。
なお、このような「データの入力規則」機能について詳しく学ぶには、MOSの資格取得が有効です。MOSについてはこちらをご覧ください。
<MOS公式サイト>
また、学生の皆さんが受験される場合は、お得な学割制度もあります。
<MOS・学割>
コメント