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2015年12月21日 (月)

複数のExcelファイルに同じ透かしを入れたい(1)

前回は、Excelのシートに「社外秘」や「禁持ち出し」のような透かしを入れる方法を紹介しました。
1回きりならあの方法で十分ですが、透かしを頻繁に入れる場合は、やや面倒ですね。
そこで、もう一つの方法を考えました。
透かし用文字の画像ファイルを用意して、それをヘッダーに挿入する方法です。これなら、多くのExcelファイルに同じ内容の透かしを繰り返し入れることができます。
Excelでドキュメントを多く作成する業務において、使用頻度の高い透かし文字がある場合にご利用ください。
 
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手順が長くなるため、2回の記事に分けて紹介します。
まず今回の前半では、文字の画像を作成するところまでを見てゆきましょう。
「社外秘」などの透かし用文字の画像は、ペイントで簡単に作成できます。
「すべてのアプリ」をクリックし、「Windowsアクセサリ」をクリック、「ペイント」を選択して、ペイントを起動しておきましょう。
 
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「ホーム」タブをクリックし、「ツール」グループの「テキスト」をクリックして、ウィンドウ内でクリックします。
 
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ここでは「禁持ち出し」と、透かしの言葉を入力します。
フォントやフォントサイズを変更するには、入力した文字をドラッグしてから、「フォント」グループのボタンをクリックします。
この例では、フォントをメイリオ、フォントサイズを36ポイントに指定しています。
 
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ウィンドウの上下左右ほぼ中央に文字が来るように配置を整えたら、画像として保存します。「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。開くウィンドウでファイル名を入力しましょう。ファイルの種類は「JPEG」などにしておくとよいでしょう。
指定が済んだら「保存」ボタンをクリックします。
これで、透かしの文字が画像として保存されます。
次回は、この画像をExcelのシートに透かしとして挿入します。
 
なお、次回紹介するヘッダーに透かしの画像を挿入する手順は、MOSの試験範囲です。
MOSについてはこちらをご覧ください。
Office 2016の試験については、来年2016年に開始が予定されていますが、詳細な時期は未定のようです。最新情報については、公式サイトでご確認ください。
 
<MOS公式サイト>
 
また、学生の皆さんが受験される場合は、お得な学割制度もあります。
<MOS・学割>

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