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2016年1月14日 (木)

Excel2016の新グラフ:ヒストグラムを作る

Excel2016では、作成できるグラフの種類が増えました。
今回からしばらく、仕事で役立つ新グラフをピックアップして紹介します。
今日はその中から「ヒストグラム」を作成してみましょう。
 
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ヒストグラムとは、縦棒グラフの棒が密着したような姿かたちをしたグラフのことです。
これは、測定値やテストの点数などの数値データのばらつきを見るために作成します。それぞれの棒の長さが、各グループに含まれる数値の個数になります。
ここでは、身長の測定値をもとに、全体の傾向をヒストグラムで表してみましょう。
 
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まず、元データは1列に数値のみを入力しておきます。
①身長が入力された範囲をドラッグして選択したら、②「挿入」タブをクリックし、③「統計グラフの挿入」→④「ヒストグラム」の順にボタンをクリックします。
 
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これでヒストグラムの骨組みの部分はできあがりです。
次にこれを調整します。まず、グループの数に合わせて棒の本数を変更します。
①横軸の数字の上で右クリックして、②表示されるショートカットメニューから「軸の書式設定」をクリックします。
 
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画面右側に書式設定のウィンドウが開きます。
①「軸のオプション」ボタンをクリックして、②「ビンの数」を選択し、右の欄の数字を3から「6」に変更します。
ビンとは棒のことを指します。棒の本数は現在3本ですが、ここでは6グループに分けての分布状況を見るので「6」と入力したわけです。
次に、③「表示形式」をクリックして、設定内容を下に展開表示します。
 
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①棒の数が6本に変わっていますね。この段階では、横軸の数値が小数表示になっています。「表示形式」の「カテゴリ」欄で②「数値」を選択すると、整数になります。
これで見やすいヒストグラムを作成できました。この例では、身長163から167センチの人が一番多いことがわかりますね。
 
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