Excel2016の新グラフ:ツリーマップを作る
ツリーマップとは、サンバースト図と同様に、複数の階層構造になった分類で管理されている項目の数値の大きさを、四角いタイルのような図形で表します。
面積の大きな四角は、数値が大きいことを示します。さらに、縦横に走る仕切りの線は分類を表しています。
ツリーマップは、どの分類にどのような商品があるのか、またその商品が全体に占める割合はどの程度かをおおまかに見たいときに使います。
ここでは、男子と女子の制服の売上構成をツリーマップで表してみましょう。
元データの表を作るうえでの注意点を確認しましょう。
左端の列に最も大きな分類を入力し、右隣の列にその中での小分類を入力します。このとき、分類が上のセルと同じ場合は、セルを空欄にするのがポイントです。
右端の列には、各商品の売上金額を入力します。
ではツリーマップを作成しましょう。
①表の範囲をドラッグして選択したら、②「挿入」タブをクリックし、③「階層構造グラフの挿入」→④「ツリーマップ」の順にボタンをクリックします。
これでツリーマップが完成します。
この例では、青色が男子用の制服で、赤色が女子用の制服です。さらに、各商品の中では、学生服の面積が一番大きいため、売上額も最大であることがわかります。
サンバースト図に比べると、分類の階層構造はわかりづらいのですが、個々の項目の数値の大きさを直感的に見せてくれるグラフです。
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