「Delete」キーを押してもスパークラインを削除できない
Excelでは、「スパークライン」という機能を利用すると、セルの中に小さな簡易版のグラフを表示できます。
今回は、作成したスパークラインを削除する方法を紹介します。
スパークラインの作り方を知りたい方は、まずこちらの記事をどうぞ。
スパークラインを削除しようと思ったとき、まずセルを選択して「Delete」キーを押してみる方が大多数ではないでしょうか。ところが、「Delete」キーを押しても、スパークラインは削除できません。
スパークラインを削除するには、リボンのコマンドから操作する必要があります。
その前に、スパークラインの選択方法について知っておきましょう。
スパークラインは、一つ一つのセルは独立したグラフですが、同じグラフを設定したセル同志はグループ化されます。したがって、いずれかのセルを一つクリックすると、スパークラインのグループ全体が青い枠で囲まれ、ドラッグして範囲選択された場合と同じ状態になります。この例ではセルG3~G6のスパークラインがグループになっているわけですね。
そこで、スパークラインを削除するには、スパークライングループのセルを一つクリックしておきます。
次に、「デザイン」タブをクリックし、「クリア」→「選択したスパークライングループのクリア」の順にクリックします。
これでスパークライングループのセルから、すべてのグラフが削除されました。
単純に「Delete」キーでは削除できないので注意が必要ですね。
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