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2008年9月 6日 (土)

かごしま黒豚物語5 みどりの黒豚王国

鹿児島県大口市の山の中の沖田黒豚牧場。

ふもとは田んぼ、山の中は一面みどり。

こんな環境でかごしま黒豚はのびのびと育っています。

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沖田方式という独特の畜産方式を長い時間をかけて確立した沖田さん。

そのノウハウを惜しげもなく開示しているにもかかわらず、真似する人はほとんどいない。なぜならば・・・あまりにも大変だから。あまりにもお金がかかるから。

そんなほとばしる情熱を注いで育て上げる沖田さんの黒豚の肉質は、最高と評される鹿児島黒豚の中でも最高!

それだけの肉質なので、販路はすべて決まっています。どこのお店で沖田さんの黒豚を食べられるか、今度、お尋ねしてみます。

黒豚には人間が食べるほどの品質の飼料を与え、

精神的なストレスがかからないように緑の山の中では自由に生活。

しかも黒豚たちが病気にかからないように、山の緑を守るために、

1~2年ごとに牧場を移動させます。

言葉で言うと簡単ですが、それはそれは大変なこと。

かごしま黒豚は出産頭数が少なく、生まれても育たない豚もあり、

脂肪になりやすい体質、出荷までの時間も長い点に加えて、

白豚に比べると体がとても小さい(110kg程度)ので、

経済性という点ではかなり効率が悪いのです。

そのために一時は絶滅寸前まで追い込まれたかごしま黒豚。

沖田さんはその点に触れてこのようにおっしゃいました。

「かごしま黒豚は経済性という点で考えると何もいいところはない。

かごしま黒豚のいいところは、ただ、肉質がいいところだけ」

その最高の肉質のためにだけに、

沖田さんや川井田先生をはじめとする畜産農家・研究者の方は、

白豚を育てるよりもはるかに大変な作業を長い間、続けてこられたのです。

沖田さんの牧場には、臭い匂いなどまったくありません。

それどころか風に緑が薫って、なんともいえずさわやかです。

黒豚たちと遊びながら、ハイキングをしたくなる。

それが沖田黒豚牧場です。

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